怪しい!?『不用品無料回収業者は本当に無料?』に迫る!

拡声器で不用品無料回収をうたいながら住宅街などを巡回するの不用品回収サービス業者が少なからず存在していましたが、最近ではあまり見かけず、ネット検索で不用品回収はホームページを持つ有料の業者がヒットすると思います。

なぜ不用品無料回収業者がいなくなったかご存知ですか?

また、不用品無料回収を掲げている業者は本当に完全無料なのでしょうか?

その秘密に迫ります!

■この記事はこんな方におすすめ!■

・不用品処分するのに完全無料引取って可能なのか聞きたい!

・不用品回収費用を抑えたい!

・悪徳な不用品回収の業者に騙されたくない

無料回収は条件がある！

不用品を無料で回収といっても、リサイクルできないものや家電リサイクル法で定められた家電、生ゴミなどはそれだけで無料で回収はしてくれません。

ホームページなどで不用品無料回収と書かれていても、以下のような条件にかなっていなければ、費用がかかります。

買取に対応している業者で回収品の買取額が回収費用を上回った場合

回収品に高価な物が多く、その他のごみを無料で回収しても元が取れる場合

引っ越しパックサービスの依頼と同時に不用品回収を依頼する条件の場合

また、回収に来てもらう日時を選べないなどの不便があり、引っ越しで決まった日時に回収してくれないと困る方には利用できないと言っていいでしょう。

不用品回収業者が無料の不用品回収サービスを続けられなくなった理由は、以下の3つです。

1.発展途上国など海外へのリユース品の輸出制限
2.家電リサイクル法の施行
3.雑品スクラップの取扱中止

先進国が発展途上国への使えなくなった家電や電子機器の輸出を環境問題の観点から制限するようになりました。

これを受けて、環境省が「使用済み電気・電子機器の輸出時における中古品判断基準」を示して海外へ輸出できたリユース品への取り締まりが厳しくなったのです。

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2001年施行「特定家庭用機器再商品化法（家電リサイクル法）」は使用済家電を適切に処分するための取扱方法について定めた法律です。

不用品回収業者は、依頼者からリサイクル料金と指定リサイクル工場までの運搬費用を貰わないといけなくなったのです。

家電リサイクル法の対象となる「家電4品目」（いずれも家庭用機器のみ）

●エアコン

●テレビ（ブラウン管、液晶・プラズマ）

●冷蔵庫・冷凍庫

●洗濯機・衣類乾燥機

は、どんな業種であれリサイクル料金を支払うことは義務となっています。

リサイクル料金の目安

消費税込、メーカー等により料金は異なります。