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危険な不用品回収業者を見極める方法 その1

不用品回収業者は危険だと聞いたことがある

こんな方も少なくはないかと思います。

同業としては非常に残念ですが、いわゆる悪徳業者は実際に存在しています。

昔からの風習と言えば風習なのですが、ここ数年間では国民生活センターへの相談も一気に増加しているんです。

では、危険な不用品回収業者とは、どのように見極めればよいのか?

どのような手口を主に使用しているのかをご紹介していきます。

完全無料を謳って後から高額請求する

世の中、ただより高いものはないという言葉がありますが

それを現実にしたような分かりやすい事例です。

「完全無料で不用品回収いたします」

っとスピーカーなどで宣伝しながら住宅街などを走ることがあります。

不用品を無料で回収してもらえるならば、、っと通り過ぎてしまうことを危惧して

お年寄りや主婦の方などが駆け込みで持ち込むということがあります。

もちろん、一言、二言は無料ですか?無料ですよ~というやり取りをしますが

積み込んだ後に豹変するのが手口の1つです。

不用品回収の料金は無料、だけど積み込みや輸送には金額が発生する、という理由を付けて法外な価格を請求するというものです。

いくら積み込んだ後であっても、事前に金額説明がなければキャンセルすることは法律上でも可能です。

しかし、こういった悪質な業者は「会社のルール」としてキャンセルは受けれない等

法律という言葉は出さずに言葉巧みにお金を請求します。

問題なのは、一旦お金を払ってしまうと債権を認めたことになり

本来は不要な料金でも、法的に有効になることがあるというものです。

もちろん、普通の不用品回収業者でも街中で営業をしていることがありますが

必ず依頼する前に見積もりが出来るかどうか、回収には総額でいくら必要かどうかを確認するようにしましょう。

やたらと無料を強調している業者は少しリスクがあることを知っておくほうが良いです。

集荷の請求項目が後から追加される

不用品回収業者に限らず、業者側が金額を提示する際には見積もりという形式が一般的です。

通常であれば見積もり書は書面にて提出したり、業者の印鑑などがあるケースが多く

必要な金額なども全て入れたものが正式なお見積りとしてお客様に提示されます。

しかし、一部の不用品回収業者の中には、電話口などで先に費用を言い切ってしまうのです。

例えば、チラシなどに書いている電話番号に電話して、口頭では2万円です、と聞かされるとしましょう。

その後、実際に訪問してもらって請求書を見ると

不用品回収費用は2万円

その他の項目を増やして、処分費や移動費、人件費など、電話口では確認していない項目を請求される事例もあります。

本来は現地で確認しない限り、正確な見積もりをすることは出来ませんし

何がどのくらいあるか、正確に把握していない段階で金額を提示することは業者としても不可能です。

金額面に関して、先に曖昧な料金を提示する業者は注意した方が良いでしょう。

依頼していない物を回収して請求

不用品回収業者の中には事前にお願いした物以外を回収して

さらに回収費用を請求するという大胆な行為に及ぶ事例も報告されています。

私も法律に詳しいわけではありませんが、依頼を受けていない物を回収してしまえば窃盗などに問われても仕方がないと思うのですが。。。

こういった実例ケースとしては

自宅の特定の不用品だけを指定して回収を依頼

実際には業者が来て、依頼していない物まで回収

何故か依頼していない物を取られた上に、回収費用まで請求されるというものです。

かなり珍しい事案ではありますが、こういったトラブルを防ぐためには

見積もり項目の回収品を必ずコピーなどで残しておく

立会いが出来ない場合には、書面で回収品を指定しておく

といった事もトラブル防止のために必要です。

また、取った取らないの話になると物的証拠も必要な場合があるため、業者が入る前の状態をスマホなどで写真に残しておくのも有効です。

甘い言葉で営業する業者には注意!

不用品回収の業者に限ったお話ではありませんが

無料や格安を謳っている中で

見積もりに全ての料金が記載されていなかったり、料金への質問に対してしっかりと答えない業者は、その段階で少し注意した方が安全だと言えます。

お手伝いとは言えど、不用品回収も仕事である以上は必ず費用が発生します。

見積もり金額が高い、安いの差はあっても、金額面をハッキリ提示しないということは真っ当な業者であれば考えられません。

もしも怪しいな、と感じたら、納得出来るまで着手には移行せず

しっかりと質問をしてから正式に依頼をしてみましょう。

危険な不用品回収業者の紹介はその2へ続きます。

 

今回も最後までお読み頂きありがとうございます。

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