【神奈川県の遺品整理】遺留金が全国で21億円!深刻になるその前に

急速な高齢化社会で今問題となっている「遺留金」。

本来なら、あなたが受け取れるはずのお金や貴金属が眠ったままになっているかもしれません。

今回は、そんな神奈川県で特に問題となっている、親御さんの一人暮らしの実家での遺留金について、遺品整理の観点から解説していきます。

身寄りのない故人が残し、市区町村が金庫などで保管しているお金を遺留金といいます。

総務省の調査によると、全国に総額約２１億5000万円の遺留金がありますが、相続人の特定などが難航しているケースが多いです。

遺留金は主に現金で、急速な高齢化で今後増える可能性があります。

しかしこの個人の遺留金は自治体の公金ではないため、それを保管する市区町村の負担も増えるという現状です。

遺留金は本来ならお子さんや親戚に相続の権利がありますので、相続の権利があるなら生前整理・遺品整理をしましょう

親御さんがご存命であれば、生前整理が1番になります。

遺言書や終活ノートに財産について細かく記し、どこに何があり、誰にどうしてほしいといった内容もきちんと書いてあればスムーズです。

親御さんが元気なうちに、自主的に生前整理という終活をしてくださることが最も良いですが、もし終活の前に亡くなられたなら、遺品整理を行いましょう。

本来ならば相続されるはずなのに誰とも連絡が取れずに宙ぶらりんとなったお金が、全国に21億円もあります。

孤独死は年々増え、故人様の思いや本来ならば相続できるはずのご遺族の方たちの権利などからすれば、遺留金はきちんとしておいたほうが良いでしょう。

親御さんと同居していない場合、特に遠方などでしばらくの間会っていない状況であれば、ぜひ生前整理についてお話してみましょう。

突然生前整理の話を切り出しにくかった場合、まずは連絡を取り合うことが大切です。

親御さんが亡くなられた後に色々としないといけないのは遺されたご遺族です。

そのことを親御さんにきちんと伝えて、終活をお願いするのも重要と言えます。

年々需要が増える遺品整理は、多くの方が必要としているサービスですが、知らずに実家が空き家のまま放置されているケースが多いです。

金などでできた装飾品で不要であれば、金の価格が高いうちに売ったほうがお得ですし、家電なども年式が新しければ新しいほど買取が可能です。

ご実家を放置しておくと近隣の方に迷惑になることも、防犯上空き巣の標的になることもあります。

空き家は空き巣にとって大変好都合で、金目のものを堂々と盗むことができる上、被害を訴える方もいません。

ものが多いお宅ですと大切なものと要らないものとの仕分けに大変時間がかかりますし、通帳やハンコなどの取り扱いは世の中の情勢の変化次第ではご本人以外が引き出すのが困難にもなりかねません。

早めの対策が必要です。

一般的な遺品整理のタイミングとしては、「49日後・各種手続き後・葬儀後・継承前」です。

その理由は、親戚が集まるタイミングであり、効率的に遺品を整理できるからです。

遺品はまず4つに仕分けして、とっておくものと捨てるものなどに分別してください。

どこに何があるのかわからない家は、想像以上に片付けが大変です。

【貴重品】

通帳
クレジットカード
土地の権利書など不動産関係の書類
パスポート
年金手帳
健康保険証
有価証券
貴金属（宝石や骨とう品、美術品）など価値の高いもの

遺品整理で現金や貴金属などが見つかった場合は、不用品回収料金と相殺することも可能です。。

【思い出の品（形見）】

写真や手紙
時計やアクセサリー
趣味のコレクション

【廃棄】

燃えるゴミ（紙、革製品、小家具、そのほか雑品など）
燃えないゴミ（せともの、金属類、電球、スプレー缶など）
粗大ゴミ（大型家具、リサイクルの義務のない家電、布団など）

【再利用品として回収】

冷蔵庫、テレビ、洗濯機などで稼働可能な家電
ベッドやタンスなどの家具
鍋や釜などの金属類（アルミ、ステンレスなど）
衣類
古紙、古布、プラスチック類

神奈川県のご実家の生前整理・遺品整理なら魔法使い一歩へぜひご相談ください。

魔法使い一歩は遺品整理士認定協会の会員ですので、ご依頼者様のお気持ちに寄り添った丁寧なサービスでお客様にご満足いただいております。