実家を整理したいけど、何から始めればいいのか分からない、両親と揉めるのはもう疲れたという悩み、大変多いです。
今回は実家の片付けの問題について散らかる原因も含めて、スムーズに実家の整理を進めるための方法を紹介します。
実家の整理(生前整理)の際に親とトラブルにならないために、効果的な親を説得するための実家の整理のメリットもまとめましたので参考にしてください!
実家の片付けにはどれくらいの期間がかかる?
ゴミ屋敷状態になっていないのが前提条件で平均が3ヶ月、中には半年から1年くらいかかる場合もざらにあります。
物が多ければその分、片付けるのに手間がかかりますし、重たいものがたくさんある場合は相当の労力を必要とします。
実家の片付けは引っ越しよりも大変と言われていますので、相当の覚悟が必要です。
老親が「実家を片付けられない」のにはワケがある
長く使っていなくても思い出の物だったり、購入時に高価だったものであれば、そう簡単に捨てることはできません。
また、体力的に衰えてきた親御さんは重たいものを何度も運ぶことは容易ではありませんので、片付けられないまま時が過ぎてしまうことがよくあります。
ただし、無理やり説得したり勝手に処分しようとすると後でトラブルになる可能性があるので、長期的に少しずつまとめていくのが良いでしょう。
- もったいない精神が根付いている
- 親に片付ける体力がない
- 必要か不要かの判断力が鈍くなっている
親世代の価値観を無視してはいけない
親御さんがご存命の間に実家を片付けることを生前整理と言います。
この生前整理で注意して欲しいことは、親御さんの意向を無視して何でも勝手に捨ててしまおうとすることです。
実際に生前整理のために親子が喧嘩になってしまい、その後、音信も不通となって片付けようにも片付けられなくなったという事例もあります。
世代間で異なる価値観を理解し、親の気持ちに寄り添うことが大切です。
文字通り、親子の間ほどの世代間ギャップがあるため、物への価値観が相当違うということを認識しておいてください。
親ともめずに片付ける説得方法
ゴミ屋敷に住んでいる親御さんは、家の中にあるゴミや荷物に執着していることが多いです。
「今すぐ処分すべきだ」という意見には同意しません。
親の世代は何十年も今の家の状態で暮らし続けています。
今のところ特に不便も危険も無いので「このままで良い」と思っています。
しかし
「掃除をすれば孫も来やすいはず」
「こうすると使いやすくなる」
と得られるプラスの要素を伝えることでアプローチしてください。
親を説得する方法1. ゴミ屋敷に住む危険性を知ってもらう
- 火災のきっかけになる
- 転倒事故につながる
- カビが発生する
- 害虫に刺される
- 近所からクレームが来る
親を説得する方法2. 実家を整理することのメリットを知ってもらう
- 身体が動かなくなってもどこに何があるか把握できる
- 身体的心理的な健康になる
- 家族が帰ってきやすくなる
親ともめずに実家を片付けるコツ
どれだけのものがあっても、片づけ始めないと終わりません。
何から始めればいいのか分からない場合は、明らかに不要なものから片付けていきましょう。
写真やアルバムなど思い出の品からは手を付けないでください。
思い出に浸って仕事が思うように進まないからです。
- ものを勝手に捨てない
- 捨てたくないものをピックアップする
- 小さいスペースから片付ける
- 一時保管スペースを作る
- 1ヶ所だけ掃除をする
親とケンカせずに実家を片付けるコツは、相手の価値観を否定せず、話を聞いて理解を示すことです。
それに加えて、ポジティブな言葉をいくつか入れてみましょう。
ご実家の片付けは魔法使い一歩へ!
- 死後処分してほしいものをリストアップ
- 貴重品やお金に関するものは一つにまとめる
- 不要なものは早く処分する
終活を考えて生前整理を検討する人が増えており、親が元気なうちに家を片づけておきたいと考える人も増えています。
掃除をするにはご両親の同意が必要ですが、少しずつ物を捨てて説得してみましょう。
実家の状態があまりにも悪い場合は、すぐに業者に掃除を依頼するのが良いでしょう。
ご自身やご両親の負担を軽減し、健康な生活を取り戻すために、まずは家の中の状況をよく確認することから始めてください。
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