親御さんや配偶者が亡くなったら何をどうしたら良いのか分からないですよね。
心身ともに大きな負担がかかっている時に、悲しみに暮れる暇なく、膨大な手続に追われ、冷静でいられなくなるものです。
ところが残された遺族は身内の死の直後にやってしまっては取り返しが効かなくなるかもしれない危険が待ち受けているのです。
そこで今回、遺品整理について専門的なプロの立場から事前に知っておいてほしいことをお伝えします。
■この記事はこんな方におすすめ!■
・親族が亡くなった後に残った遺品の数が多すぎて困る!
・親族の死後、やらないといけない手続きが分からない!
・親族の死後、何も知らなくて後悔することのないようにしたい!
・男手が無く、大きな荷物を運ぶことができない!
・仏壇・仏具やお布団などの処分に困っている!
・自分だけではいつまでも遺品の整理・処理できなのでプロに手伝ってもらいたい!
魔法使い一歩は遺品整理士認定協会の会員です。
亡くなった後の手続きで知っておいてほしいこと
「何から手をつければいいのかわからない」という場合は一般的にはまず、預金通帳や有価証券などの資産の状況がわかる相続系遺品から整理します。
法律で「故人の死亡後10カ月以内に相続税の申告を行う」と決まっていますので、遅れてしまうと「無申告加算税」などのペナルティが発生します。
死亡にともなう基本的な届出書類
届出書類 | 詳細 |
---|---|
死亡診断書(死体検案書) | 医師(警察)からもらう |
死亡届 | 相続発生から7日以内に市区町村役場へ提出 |
火葬許可証 | 火葬場(斎場)に提出 |
埋葬許可書 | 火葬場(斎場)でもらう |
勤務先への各種届出 | 故人の勤務先の指示に従う |
身内の死後、「死亡届の提出」や「保険証の返納」や「年金の停止」や「免許証の返納」「相続税の申告納付」「銀行の解約手続」「準確定申告」などいろいろやらないといけないことが待ちかまえています。
相続系の遺品を探した後で必要書類を揃えるのに時間がかかることがあり、遺産相続などの話し合いが必要ですから、法的な手続きは早めにやっておきたいものです。
- 国民健康保険以外の健康保険資格喪失届【5日以内】
- 死亡届【7日以内】
- 火葬・埋葬許可証の申請【7日以内】
- 世帯主変更届【14日以内】
- 遺言書の有無を確認【早めに】
- ライフライン等の名義変更・解約【早めに】
- 年金受給停止の手続き【厚生年金:10日以内 国民年金:14日以内】
- 国民健康保険資格喪失届【14日以内】
- 後期高齢者・介護認定者の資格喪失手続き【14日以内】
- 相続放棄、限定承認の申述【3カ月以内】
- 準確定申告【4カ月以内】
- 相続税の申告【10カ月以内】
- 葬儀費用補助金の受給申請【2年以内】
- 死亡一時金・寡婦年金の請求【死亡一時金:2年以内 寡婦年金:5年以内】
- 遺族基礎年金の請求【5年以内】
- 遺族厚生年金の請求【5年以内】
相続系遺品整理で知っておいてほしい身内の死の直後にやってはダメなこと
相続に限らず、法律知識は「知っているか・知らないか」で大違いです。
後で後悔しないように、事前に知っておくと良いですよ。
①銀行に身内が亡くなったことをすぐ連絡するのはダメ
銀行や証券会社に亡くなったことを伝えると、口座の名義人の死亡を知ったタイミングでその方の口座は凍結されます。
銀行口座が凍結されると、預金を引き出すことや預け入れができなくなるのは当然のこと、公共料金などの引き落としができなくなってしまいます。
公共料金未支払いのまま放置すると、延滞料(遅延損害金)が発生しますし、同居の場合は電気や水道などライフラインが止められてしまいます。
1つの銀行に死亡を伝えても、銀行同士でその情報を共有することはありません。
②ATMから預金を引き出すのはダメ
相続開始の直前や直後に現金を引き出すと、引き出した相続人が着服したと疑われ相続争いになることがあります。
領収書や金額のメモなどは残しておき、使い道を明確にしておきましょう。
③遺言書をすぐ開封するのはダメ
封筒に入った自筆証書遺言を発見しても、すぐに開封してはいけません。
遺言書開封には家庭裁判所での検認手続というものが必要になります。
その検認をせずに開封してしまうと、5万円以下の過料を科せられる可能性があります。
④遺産の一部を使うのはダメ
もし故人に借金等の負の遺産があった場合、相続開始後に相続人が遺産を自分のために使うと、その使った人は相続放棄ができなくなります。
相続放棄を検討しているなら、たとえそれが葬儀費用であったとしても遺産を使わないほうが無難です。
⑤故人の携帯電話を解約するのはダメ
故人の携帯電話はしばらく解約しないでください。
故人の死について知らず、携帯電話に電話がかかってきたり、メールが送られてくることもあります。
また、友人や知人が遺族に連絡を取る手段として故人の携帯電話に連絡をしてくることがありますので、すぐに解約するのは待ってください。
遺産相続手続き、不用品の片付け、遺品供養、清掃
亡くなったときに必要となる遺産相続手続きは、以下の通りです。
- 相続人調査
- 相続財産調査
- 遺言書を探す
- 遺言書の検認
- 相続放棄、限定承認の検討と手続き(3カ月以内)
- 遺産分割
- 相続税の計算、申告・納付
- 相続登記(不動産の名義変更)
- 銀行の預貯金払い戻し、名義変更
- 株式の名義変更
- 自動車の売却、名義変更、処分(廃車)
公的手続きに関する相談は市区町村役場に、遺産相続に関する相談は、税理士や弁護士や司法書士に相談するといいでしょう。
遺品整理は遺品整理士に頼むのが賢明!
遺品の形見分け、不用品の片付け、遺品供養は遺品整理士認定協会会員の専門業者にお任せください。↓↓おすすめ記事↓↓
故人の相続人に法的に遺品の片付け義務が発生します。
それは故人の死後に遺品の所有権がその相続人に移るからであり、相続人は相続放棄をしない限りは遺品整理の義務があります。
遺品の量が多い、作業する人数が少ない、男手が足りない、故人の家が遠方にあってなかなか行けない、というような場合は遺品整理の作業を進めることは難しいため、そのような方は遺品整理士認定協会会員の専門業者に対して依頼をする方が多いです。
ハウスクリーニングや特殊清掃
遺品整理の作業が完了した部屋から順に清掃を行っていき、台所やキッチン周り、お風呂場やトイレなどの水まわりを含む、部屋空間を丁寧にしっかりと清掃します。
孤独死が起きた場合はハウスクリーニングや特殊清掃などが必要になるケースもあります。
特に孤独死、事故、病気など亡くなられてからの発見が遅れると、部屋を元の状態に戻すには本格的に特殊清掃や場合によってリフォームが必要になります。
すべてを一貫して行える魔法使い一歩は、遺品整理と並行して作業を進めることができますのでの効率が良いです。
遺品整理、特殊清掃、リフォームなら魔法使い一歩へ!
遺品整理を速やかに滞りなく進めるためにも、任せられる部分は遺品整理の専門業者、魔法使い一歩へにぜひご相談・ご依頼ください。
遺品整理は故人の方との思い出に向き合い、気持ちを整理するための大切な作業です。
モノの量が多すぎてどこから手をつけたら良いのかわからない、的確な整理方法で遺品を供養したいなど、お困りごとを何でもお受けいたします。
魔法使い一歩では
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