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悪徳不用品回収業者とのトラブル事例と対策方法

家にある不用品を処分したいなら、不用品回

収を業者へ依頼するのが便利です。

 

一人では持てない重たい物も業者へ依頼すれ

ば、部屋から運び出してくれて時間も手間も

かけずに不用品を回収してくれます。

 

しかし残念なことに不用品回収業者には悪徳

業者も存在します。

 

どの業種にも悪徳業者は少なからず存在しま

すが、悪徳業者に騙されない為にはどうすれ

ばいいのか?

 

今回は悪徳業者とのトラブルの事例と対策方

法について説明していきます。

 

 

不用品回収で起こりやすい4つのトラブル

①無料回収のはずが後から高額な請求をされた

よく街中の住宅街を軽トラックで巡回し「家

具・家電どんな物でも無料で回収いたします」

「また壊れていても大丈夫です」というアナ

ウンスを聞いたことがあるのではないでしょ

うか?

 

こちらはスピーカー業者と言われている悪徳

業者です。

 

実際に起こったトラブルです。

ちょうど回収してもらいたい壊れてしまった

家具があり、そのスピーカー業者に回収を依

頼した。

 

そしてトラックへ積み込んだ後に高額請求

して来ました。

 

「無料というアナウンスをしていたので依頼

したんですが?」と言うと「回収は無料だが

運搬費や人件費がかかる」と言われました。

 

納得いきませんでしたが、とても高圧的な態

度で怖くて料金を払ってしまいました。

 

◆無料アナウンスからの高額請求の対策方法

街中をアナウンスしながら巡回している業者

へ依頼するのはやめましょう。

 

少なからず回収費用はかかるもので、回収料

金が無料というのはあり得ません。

 

甘い言葉を並べて無料だと嘘をつき、回収し

た後で断りにくい状況を作り高額請求すると

いう悪質な業者である可能性が高いです。

 

万が一依頼してしまった場合は、たとえ積み

込まれた後でも勇気を持って断りましょう。

 

無料回収という業者には、安易に依頼しない

ほうがよいでしょう。

 

 

②チラシの業者から見積額以上の料金を請求された

ポストに投函されていたチラシを見て不用品

回収業者へ電話をして依頼した。

 

電話の際に回収物を伝えると、5万円と言わ

れそれくらいならと思い、回収をお願いした

 

しかし回収が終わった後で、請求された金額

は25万円だった。

 

回収された後でどうしようもなく、仕方なく

料金を支払った。

 

◆見積り額以上の高額請求されない為の対策方法

ポストに投函されているチラシ業者は悪徳業

者の可能性が高いです。

 

こちらもチラシには良いことが書いてありま

すが実際は見積り額の何倍もの料金を請求し

てくる悪質な業者です。

 

電話や口頭で料金を伝えるだけで、きちんと

見積書を発行しないところが多いです。

 

書面でのやり取りがないと、相手が嘘を言っ

たことを証明できません。

 

電話で大体の料金を聞くことは良いのですが

作業前にきちんと見積書をもらいましょう。

 

相手が見積書の提出を拒否するようなら、そ

の業者には依頼しないほうがいいでしょう。

 

また見積りを行うのも1社だけでなく、3社ほ

どから見積りしてもらうとより安全です。

 

 

③依頼した物以外も回収され料金を請求された

こちらも街中を巡回している不用品回収業者

へ依頼した際に起きた事例です。

 

高齢で一人暮らしをしている方でした。

不用品業者にテレビとオルガンの回収を依頼。

 

部屋の中まで回収に来てもらい、テレビとオ

ルガンを回収後にさらに頼んでも無いソファ

や小型冷蔵庫などを次々に運び出してしまい

回収費用として高額な請求をされた。

 

◆勝手に持ち出し高額請求されない為の対策方法

家の中のものを勝手に持ち出して高額な回収

費用を請求するのも悪徳業者のよくある手口

です。

 

高齢者をターゲットとし、高圧的な態度で脅

したり、反論できない状況を作りだします。

 

しかしこれは紛れもなく犯罪です。

すぐに警察に通報しましょう。

 

また同様のケースとして、高価な家財などの

金品を勝手に持ち去ってしまういう事例もあ

るので注意が必要です。

 

 

④回収された不用品が不法投棄されていた

不用品回収を依頼するのに何社か見積りをし

て、その中でも料金が他社よりも数倍安い業

者に不用品回収を依頼した。

 

回収後も見積りどおりの格安な回収料金だっ

たので安心していました。

 

だが後日、警察から連絡があり不用品回収業

者へ依頼したパソコンと自転車が不法投棄さ

れているとのこと。

 

自転車には名前や住所の個人情報が書かれて

いた為、警察から連絡がきたのです。

 

きちんと事情を説明したが、結局不用品とし

て出したものは自分で持ち帰るはめとなった

 

◆回収物を不法投棄されない為の対策法

不用品をどこよりも安く処分できるのはとて

も嬉しい事ではありますが、他社と比べて明

らかに安すぎる場合には注意が必要です。

 

このように不用品を路上や山奥へ不法投棄す

るのも、悪徳不用品業者がよく使う手です。

 

不法投棄してしまえば、処理に関わる経費は

一切かからないので他社よりも安くて当然で

す。

 

明らかにおかしい安すぎる料金にはきちんと

した悪質な手口があるのです。

 

問題は回収された不用品が、不法投棄されて

いた場合、業者だけでなく依頼主がその責任

を問われる可能性がある点です。

 

業者への依頼と業者による不法投棄が証明で

きなければ、依頼主への不法投棄が疑われ、

場合によっては罪に問われる事になります。

 

不用品業者へ依頼する際は、ホームページを

見てその業者が資格や許認可を持っているか

をきちんと確認し依頼しましょう。

 

 

私が実際に目にした悪徳業者

東京都内のお客様から不用品回収のご依頼の

電話がありました。

 

見積りのためご依頼頂いたお客様のところへ

訪問すると、当社を含め6社ほどに見積りを

とっていました。

 

結果、当社に依頼が決まりお客様が急いでい

ることもあり、当日回収を行っていました。

 

だが6社中の1社が悪徳業者だったようで、私

が回収作業をしていると、風貌の悪い男がお

客様の所へ「キャンセル料を払え」と怒鳴り

こんできました。

 

お客様へ話を聞いたところ、どうやらその業

者とは電話だけでやり取りをし、価格が相当

安かったので、一度お願いしますと言ってし

まったようなのです。

 

そのあとに私が見積りを行いすぐにキャンセ

ルしたのですが、怒鳴り込んできたのです。

 

こっちには顧問弁護士がいるとか、色々と支

払いを迫っていました。

 

私はすぐに回収作業を終わらせ、悪徳業者が

外で電話している隙にお客様へドアの施錠と

警察へ連絡するよう伝えました。

 

その後、私はその場を去ったのでどうなった

のか分かりません。

 

今回起きた原因は?

・6社という多すぎる業者への見積り

・悪徳業者に電話だけで見積りを行ったこと

 

業者依頼はホームページの有無や作業実績な

どをよく調べ、3社くらいに絞り見積りをし

てもらいましょう。

 

また必ず書面で見積書を確認しましょう。

電話や口頭でのやり取りのみは危険です。

 

 

不用品回収のトラブルに合ってしまった場合は?

万が一こうした悪徳業者に騙されてしまった

場合はどうすればいいのでしょうか?

 

警察に相談すれば良いのでは?と思うかもし

れませんが、基本的に警察では「民事不介入」

となっています。ただ警察も自宅まで悪徳業者

が来たり、脅かしてきた場合は、すぐに駆けつ

けてくれます。

 

ではどこに相談すれば良いのかというと「消

費生活センター」に相談するといいでしょう。

 

聞いたことがあるかと思いますが、消費生活

センターでは、消費者庁が運営する商品・サ

ービスなどの相談施設です。

 

消費生活センターは「消費者ホットライン」

という電話相談を設けています。

 

お困りの際は消費者ホットライン「188」番

へお問合せください。

 

 

まとめ

不用品回収サービスは手間や時間がかからず

回収してくれるとても便利なサービスです。

 

ですが、残念なことに悪徳業者も多数存在し

ています。悪質な不用品回収業者によるトラ

ブルは現在も増加傾向にあります。

 

悪徳業者が使う手は以下の4つです。

・回収は無料といい、回収後に運搬費などの

料金を請求してくる。

・電話や口頭での見積りで、回収後に高額な

請求をしてくる。

・依頼した物以外も勝手に回収し、料金を請

求してくる。また金品を持ち去る。

・回収した不用品を不法投棄する。

 

上記ような被害に合わない為には以下の対策が有効です。

・無料回収および街中を巡回している業者に

依頼しない。

・電話や口頭のみの見積り業者には依頼しな

い。

・高齢者の場合は一人で判断し業者に依頼し

ない。家族などに必ず相談する。

・ホームページを確認し、必要な許認可や資

格を持っている業者に依頼する。

 

これらの対策を徹底し、信頼出来る業者を選

びましょう。

 

安心で安全な優良不用品回収業者をお探しの

方はぜひ当社までご連絡ください。

 

この記事により、不用品回収における悪徳な

被害を未然に防げれば幸いです。

 

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