あまり使わなくなった物や押し入れなどにまとめてしまっている小物など
片付けや処分のタイミングがわからなくなったような物はないでしょうか?
細かい物をカゴや小さい容器などにまとめて入れてそのまま押し入れなどで長年しまい込んでいる。
大掃除などのタイミングで処分しようにも
「あまり手を付ける気になれない」
こういったケースでの選択肢は2つだけ。
まとめて全て捨てる、もしくはさらに細かく物を分けるかどうかなんです。
細かい物をまとめると放置しがちになってしまう
大掃除や模様替えなどのタイミングに、合間で見つかった細かい物。
こういった物は掃除全体の邪魔になりやすくなるため、カゴや小さい容器などにまとめてしまいませんか?
そのタイミングではそれがもっとも収まりが良いと感じても
いざ、タンスや棚などにそれらを置いていても
- 2ヶ月以上触ることがない
- 沢山の種類が一緒になっているので中身を把握していない
- なぜか必要だと思い込んでいる
こういった収納物になってしまうことも少なくありません。
さらに、保存期間が長いような電池類などを入れていても
実は電池などは必要なタイミングで新しく買ってしまっている、ということもあります。
このように、必要でも不必要であっても様々な物を混合して収納している場合
実際には放置しがちな状態に陥ってしまう可能性が高いのです。
小さなまとめた収納は汚れた部屋の縮小版
中身を完全に把握出来ていない収納や、細々とした物が沢山入ったケースなど。
こういった収納物は、まだ掃除をしていない状態のお部屋が小さくなったようなものなんです。
結果的に規模の大小が変化しているだけであって
収納しているようで、収納にはなっていないことが原因であることがほとんどです。
つまり、小さな収納箱などにざっくばらんにまとめた収納は
片付けが出来ているようで、片付けはしきれていないという事になります。
そのため、実際には片付けをしたつもりになっていても
長期間放置してしまったり、あまり手を付ける気分にならなくなってしまうのです。
縮小した収納は片付けるか捨てるかの2択が基本
では、実際に片付けきれない小物類などはどのように処理すべきなのか。
根本的な考え方としてはお部屋掃除と同じであり
「片付ける」or「捨ててしまう」のいずれかになるんです。
突き詰めた考え方に感じるかもしれませんが、一度しまい込んだ小物類は
まず行き先を決めてしまわないと、手を付けようにも付けにくいケースがほとんどです。
さらに言えば、100均などに売っている整理ボックスなど身近に手に入る収納が多すぎて
細かい物は”放置しやすい状態を作り出してしまう”という落とし穴もあるんです。
まずは不要か必要なのかを判断する
いつの時点で片付けたか、というタイミングにもよりますが
まずはパンドラの箱のようになっているその収納物が
果たして本当に必要なのか、不必要なのかを判断する必要があります。
不要・必要を判断するポイントとしては
1.収納している物を過去2ヶ月の間に買い足してしまったことがあるかどうか
2.収納されている物の用途が一目で分かるかどうか
3.収納して全く触っていない期間が3ヶ月を超えていないかどうか
もし、過去に買い足ししたり、用途がハッキリと分かっているという場合には
再度中身を細かく整理して、使いやすい場所に収納したり、収納の方法を変えることで今後は有効に活用出来る可能性もあります。
しかし、買い足した覚えも用途も分からず、3ヶ月以上放置している場合
こういった物は、そもそも不用品である可能性が非常に高くなります。
不用品であれば思い切って捨てるのも1つ
前述の目安以外にも、必要か不要かを判断する方法は人によって変わりますが
不用品は思い切って処分してしまうのが、もっとも早く片付けられる方法の1つです。
不要だと割り切れた物については思い切って処分するのも、片付けには大切な判断になります。
必要なものであれば、種類を分けて再度収納する
細かい物をまとめているという収納の中には、配線類や小物など様々な物が混同していることも多くなります。
必要だと判断して片付けをするのであれば
これらの小物も種類・種別を一度分けてから、同じ種類の物を収納している場所に片付けし直すことがオススメです。
まとめて収納してしまうと、再び使用しない状態に戻りやすいため
必ずアクティブに動かす場所に収納しておきましょう。
閉まったままの小物類は一度出してみる
小物類を減らしていくには、収納を一度出してしまってからがスタートです。
まとめてしまった小物類の収納が減れば、その分スペースを空けることも可能になるため
本当に必要なものを収納する場所を広げることにも繋がります。
もしもしばらく使用していない物が収納されているという場合には
一度取り出して、まずは捨てるかどうかをしっかりと判断してみてくださいね。
本日も最後までお読み頂きましてありがとうございました。