なぜ「生前整理」が必要なのでしょうか。 親御さんが生きている間に整理と片付けを行うことは様々なメリットがあるからです。
また、久しぶりの実家帰りで予想外にゴミが増えていたら要注意です!
実家の片付け&生前整理はいらないものを捨てるだけではありません。
今回は自分らしく人生を生きられるように、モノ、心、を整理する実家の片付け&生前整理について詳しく解説します !
1.不用品に囲まれた生活は非常に危険
2.生前整理を考えるべきタイミング
■親御さんの物忘れが多くなった
■親御さんが物を片付けられなくなった
■新聞が溜まり始めた
■冷蔵庫が賞味期限切れのものばかりになった
親御さんが以前と少し変わったと感じ始めたら、真剣に生前整理を考えるべき時だと思ってください。
極端なことが起きない限り、見た目から親御さんの変化を察するのは難しく、一緒に住んでいなければ余計、変化には気付きにくいものです。
上にあげた例に心当たりがあったら親御さんのことを注意深く見てあげる必要があると言えます。
3.高齢者の一人暮らしで物が増えるのはなぜ?
高齢者の一人暮らしの家と言うとこざっぱりとしていて物があまりないようなイメージがあるかもしれませんが、実は高齢者の一人暮らしの家こそ物が非常に溜まりやすい条件が重なっているのです。
生前整理で、必要なものだけを残し、不用品を処分することで暮らしやすくなります。
原因1:親御さんの体力の低下
年を重ねると体力がなくなり、移動が面倒になります。
足腰が弱くなり、重いものを運ぶのが困難になるケースが多く、片付けずに放置していることが多いのです。
原因2:親御さんの思考能力の低下
身体能力だけでなく、思考力も低下し、必要・不要の判断力や片付けを考える力も低下します。
日常的にできていたことがスムーズにいかなくなり、どんどんものが増えてしまうのです。
4.生前整理のメリットは大
親御さんがまだ生きてるのに死を迎える準備をするようで、気が引けるという方々は大勢います。
しかし、親御さんがまだ生きている時に家族全員で片付けをするときちんと話し合いをしながら順序立てて整理できるというメリットがあります。
何も話し合いをしないまま、突然一人暮らしの親御さんがなくなると相続関係のトラブルが起きやすいと言われています。
相続は親御さんが亡くなってから考えがちな問題ですが、「生前整理」を行うことで、親御さんが健在なうちに家族で話し合う機会を作ることができます。
残された家族に負担がかからないように、ご両親の思いや考えを家族全員で共有し、話し合うことで、最終的には誰もが嫌な思いをせずに受け入れる方法を見つけることができます。
5.整理を始めるなら遺品整理よりも生前整理がおすすめ
誰でもいつかは亡くなりますが、突然でない限りは親御さんがご存命の時に整理を始めたほうがおすすめです。
親御さんの持ち物や実家の不用品の整理は、親御さんが亡くなってからでも良いと思いがちですが、整理を始める時期はできるだけ親御さんの意思や体力が元気なうちが良いです。
生前整理ができれば親御さんに色々聞いたり確認したりすることができますし、形見分けでもめることもありません。
最終的にゴミ屋敷になって手のつけようがなくなる前に、一度親御さんと話し合ってみてください。
6. 実家を片付ける際の生前整理のポイント
親御さんは自分が生きている間に亡くなったあとのことを話題にされると、あまり気分がいいものではありません。
場合によっては家族の間に口論が生じる恐れがあります。
親御さんの意思を無視して勝手に進めるのではなく、必ず確認や許可を得るという気持ちで一緒にやっていくことが大切です。
これまで長い人生の間に色々思い出の詰まったものがあります。
写真や賞状などは誰にとっても大切で、なかなか手放せないものです。
「もうこれはいらないでしょう?」
と勝手に決めるのではなく、必ず親御さんの気持ちを尊重してください。
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