汚部屋は子供へ悪影響！?親が片付けられないと子供が大変なことに！

汚部屋に長く住むほど、人は精神、肉体へのダメージが大きくなります。

特に幼いお子さんをお持ちの方は深刻な健康被害も懸念されますし、汚部屋を知って育つ子が将来、片付けられない大人になることもあると言われています。

すぐにでも改善することが望ましい理由と対処方法を解説します。

子供がいると部屋が散らかりやすいのはなぜ?

部屋を片付ける時間の余裕がない

家の片付けは大変な労力がかかるため、子供が小さいうちは片付ける時間の余裕がない人も少なくありません。

さらに、母親は子供の世話をするだけでなく、料理をしたり、買い物をしたり、場合によっては夫の世話もしなければなりません。

さらに、働く母親は時間を見つけるのがさらに難しくなり、日常生活における片づけの優先順位が低くなってしまいます。

子育てが大変で手が回らない

子供のおもちゃや絵本が多すぎると、収納しきれずに散乱してしまいます。

子どもが小さいうちは子供部屋がなく、リビングで遊ばせる人も多いでしょう。

リビングとキッズスペースを共有していると、子どもが持ち込んだおもちゃや絵本、生活用品などがごちゃごちゃして散らかってしまいます。

子どもの物が増えれば増えるほど、収納スペースが減り、片付けが大変になります。

汚部屋は子供への悪影響が大きい

汚い部屋で長く暮らすほど、子どもへの影響は大きくなります。

部屋が汚いと身体的・精神的な悪影響が心配されます。

部屋が汚いと人はどのような被害を受けるのでしょうか？

アレルギーなど子供の健康への被害

物が散乱していたり、掃除が行き届いていない汚部屋は、ホコリやカビが多く、ダニやゴキブリなどの害虫も発生しやすくなります。

ダニや害虫のフンをハウスダストとして吸い込むと、アレルギー症状を引き起こすことがあります。

頻繁な皮膚や目のかゆみ、くしゃみ、鼻づまりはアレルギーの兆候です。 アレルギー症状は呼吸困難など生命を脅かす場合があり、突然症状が現れるため、今は元気でも安心できないこともあります。

子供の精神にも悪影響

不用品やゴミに囲まれた生活を続けると、ストレスホルモンの一つである「コルチゾール」が増加して、子供にとって安らげる場所ではありません。

汚部屋ではものを見つけるのも大変です。 ものがすぐに出てこないということもストレスになり、常にイライラしがちな子になってしまいます。

汚部屋のせいでお子さんの精神は不安定になりかねません

片付けられない大人になる可能性

汚部屋で育った子供にはどのような傾向が見られるのでしょうか？

片づけができない親に育てられた子どもは、片づけが苦手な傾向にあることが多いです。

整理整頓への意識が育たない

物が散乱し、どこにあるのか分からない生活に慣れていると、片づけようとも思わないでしょう。

子どもにとって部屋が汚いのは当たり前なので、部屋が汚いとか掃除する必要はないと思ってしまいます。

片づけをするためには「きれいに片付いた部屋」というイメージが必要です。

しかし、汚部屋に住んでいる子どもたちはそのような部屋を経験したことがないため、片づけを意識することが難しくなります。

片付け方がわからない

物が乱雑にならないようにするには、元の場所に戻さなければなりません。

そのためには、すべてが所定の位置にあり、簡単に片付けられる必要があります。

汚部屋での暮らしに慣れてしまった子どもたちは、物をどこに返せばきれいになるのかも分からず、どうやって片づければよいのかも分かりません。

汚部屋にあるものの多くは定位置がなく、放置されることが多いです。

部屋をキレイに保つ方法

汚い部屋は子供にとって悪いだけです。

子どもが将来片づけられない人にならないように、家をきれいにしておきたいです。

子どもがいると片付けられないという方は、一緒に家を片づけてみてはいかがでしょうか？

掃除の習慣を持つ

部屋を汚さないように掃除する習慣をつけることが大切です。

汚れが小さければ、掃除にそれほど時間はかかりません。

しかし、掃除を怠って汚れが大きくなってしまうと、汚れを落とすのが難しくなります。

掃除が大変になるとモチベーションも下がり、ますます掃除する機会が減ります。

掃除をしない→汚れる→さらに掃除しないという悪循環に陥り、すぐに悪化してしまいます。

掃除を習慣化するには、掃除をする時間や曜日を決めると良いでしょう。

長時間の掃除が負担な場合は、一か所だけ短時間で掃除するようにすると良いでしょう。

定期的に掃除をすることで、お部屋をきれいに保つことができます。

片づけは楽しいとしながら片づけをすると、子どもは片づけは楽しいと思い、片づけに対してポジティブなイメージを持ちます。

汚部屋の整理整頓や掃除なら魔法使い一歩へ！

幼い頃から片づけができれば、自信が自己肯定感を高めます。

正しい片づけ習慣は大人になってからも役立つので、親子でお片づけを楽しんでみてはいかがでしょうか？

親御さんは「仕事が多い」「時間がない」と言わずに、まずはお子さんのために整理整頓や掃除を始めてください。