「毎週のゴミ出しに四苦八苦している」
「ゴミが多くて分別が大変!」
皆さんはこんな経験はお持ちじゃないでしょうか?
これって実は、日常生活の上で出てくるゴミであることがほとんどなんです。
粗大ごみなどの大型の物はどうしても駄目になったら捨てるしかないですよね。
しかし、生活ゴミと呼ばれる家庭内で出るゴミは少し工夫すると減らすことも出来るんです。
今回は、家庭内のゴミを減らすポイントを大きく3つに分けてご紹介していきます。
買い物をする時に工夫する
生活ゴミの代表格とも言えるのが、普段スーパーやコンビニなどで買い物をした後に出る
「ペットボトル」や「空き缶」または「プラスチック素材類」のゴミです。
たとえばですが、、
500mlのペットボトルを4本買った場合と、2リットルのペットボトル1本を買った場合では
後者の方が家庭から出すゴミは減らすことが出来ます。
もっと言えば、2リットルの飲み物の中身がパックでも販売しているものであれば紙パックのゴミだけで済みます。
他にも、食材を買う時に「食べる量」だけを買ったりしてゴミを減らすというのも有効です。
日本は世界でも有数の「フードロス問題」を抱えた国です。
フードロスとは、食べられるにも関わらず捨てられてしまう食材全般を指します。
日本のフードロス量は世界で寄付される食材よりも多いと言われており、現在では社会問題にも取り上げられることが多い問題の1つです。
1人1人の身近な工夫が、こういった問題を解決しながら
家庭の生活ゴミを減らすという結果に繋がるというサイクルが出来上がります。
1つの物をなるべく長く使う
物を1つ使う時間や期間が長くなればなるほど、生活ゴミの減少に繋がります。
使い方次第で繰り返し使える物で言えば、以下のような物が挙げられます。
- シャンプーやボディーソープなどの消耗品(詰替え用でプラごみ削減)
- 衣服や布類の再利用(雑巾などにすればポリエステルや繊維ゴミ削減)
- 段ボールなどの再利用(まとめて出せば廃棄時の回数を減らせます)
他にも雑誌を電子書籍にしたり、物として残さないという方法でも
ある意味では1つの物を長く使うことになります。
最近では契約書の電子化なども進んできており、紙類のゴミ削減活動も広がりを始めています。
全てをデータにするのは難しいですし、長く使うことも難しいでしょう。
しかし、身近な「何か」を置き換えるだけで
家庭内生活ゴミの減少に繋がることがあります。
意識するかしないかで大きく変わるものなので、習慣として身に付ければゴミを減らす手段としては有効です。
本当に必要かどうかを考える
何か物が必要なときには、それは「必要な物」ですから戸惑う必要はあまりないでしょう。
しかし「何か物が欲しい」時には、一度立ち止まって考えることも大切です。
買えるかどうか、を判断基準にするのではなく、必要かどうかを重視していくと
意外にも、普段の買い物に無駄が多いことに気付けるかもしれません。
もちろん人によって必要な物、欲しい物は違いますが、生活ゴミだけではなく、家庭ごみを減らすために、もっとも有効な方法は必要な物をしっかりと判断出来ることなんです。
何かを増やすということは、いずれゴミとなるという事も同時についてくるものです。
買う瞬間にはあまり意識しませんが、使わなくなった時などに感じる人も多いのではないでしょうか。
3Rを意識すると、自然にゴミは減らせる
近年、環境問題は取り上げられる中で、特に注目されているのは「3R」という言葉です。
3Rとは、「Recycle」「Reuse」「Reduce」の頭文字を表しています。
- Recycleは文字通りリサイクルのこと
- Reuseはそのままの状態での再利用
- Reduceはゴミを減らすこと
それぞれ、環境問題に関わる行動や意識を表しており、ゴミの量を減らしてエコに貢献する意味でも3R活動は企業などに取り入れられています。
普段、3Rを意識をしたことが無い方は、ぜひこの機会に意識的に実践してみてくださいね。
ゴミを減らせば片付けや整理整頓などもしやすくなり、生活も快適になります。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました!