グレードで異なる!?タワーマンション・タワマンの不用品や粗大ごみの出し方とは?

タワーマンション・タワマンで不用品回収を依頼する際は事前確認が必要です。

というのも、ブランド高級タワーマンションと一般的なタワーマンションとではゴミ出しのルールが全く異なり、業務用搬入口や業務用エレベーターの有無によって出し方が違うのです。

そこで今回、タワマンにお住いで粗大ごみや不用品を片付けたい、処分したいという方に、周囲の住人に迷惑をかけず、スマートに処理できる方法をお教えします。

タワーマンションの不用品や粗大ごみの出し方

タワーマンションの定義は明確ではありませんが、一応平成29年1月2日以降に新築された、20階以上（60ｍ超）であればタワーマンションと呼びます。

・2～3階建て：低層マンション
・4～5階建て：中層マンション
・6～19階建て：高層マンション
・20階建て以上：タワーマンション

ただ、タワーマンションと言ってもピンキリで、一般的な板状マンションや集合マンションとルールが変わらないタワマンもあれば、共有部分が充実していたり、コンシェルジュが常駐していたりと、便利な高級ブランドタワーマンションもあります。

高級ブランドタワーマンションの場合の不用品や粗大ごみの出し方

高級ブランドタワーマンションやハイグレードマンションの場合は人件費や設備費は「管理費」に含まれていますので、以下のような共用施設やサービスがあります。

• ・ロビー
• ・ラウンジ
• ・コンシェルジュサービス
• ・シャトルバス
• ・フィットネスジム
• ・キッズルーム
• ・ゲストルーム
• ・洗車スペース
• ・ペット足洗い場
• ・ドッグラン

高級ブランドタワーマンションだとコンシェルジュが対応してくれることがほとんどです。

建物の入り口にあるエントランスホール内のフロントにいるのがコンシェルジュと呼ばれる人で、マンション住人の対応をしてくれます。

入居者の総合的なサービス全般に対応し、24時間体制で常駐していて、粗大ごみや不用品回収の手配からデリバリーやタクシーの手配、宅配便の取り次ぎなどマンションによってサービスはさまざまです。

高級ブランドタワーマンションの場合、粗大ゴミなどを運搬する清掃業務用搬入口や粗大ゴミ運搬専用の業務用エレベーターが設置されています。

粗大ゴミに貼り付ける「有料ごみ処理券」は、市区町村粗大ゴミ受付センターのWebサイトから集荷日と集荷品目を入力して予約をする方法がありますし、一階フロントのコンシェルジュからも購入することが可能です。

予約をした上で、予約日の前日までに、マンションの一階の業務用搬入口にある粗大ゴミ置き場に運びだします。

また、粗大ごみや不用品を運ぶための台車をフロントで借りることも可能です。

ただし、お部屋から粗大ゴミ置き場までの運搬は住人の方が行う必要があります。

一般的なタワーマンションの場合の不用品や粗大ごみの出し方

タワーマンションによっては一般のマンションと変わらず、住人の方はゴミ集荷の曜日の日に早起きしないといけないところもあります。

もし起きられなければまた予約して再度チャレンジしないといけないなんてこともあります。

コンシュルジュを通して予約しないくて良い、運搬作業に関するルールがゆるい分、全部住人が責任を持ってはじめから全て手配し、所定の場所に自分で運び、決まった時間に出さないといけません。

そこでタワーマンションでは不用品回収を頼む際に、事前に以下の項目を確認しておくと作業がスムーズになります。

・運搬作業が可能な時間帯
・搬入ルートとエレベーターの利用
・駐車スペース（業者用）
・搬入用の台車が使用できるか

あらかじめ作業が可能な時間帯は確認して、住人の迷惑にならないよう人の行き来が少ない時間帯で利用しましょう。

タワーマンションで不用品や粗大ごみ回収を依頼する時の注意点

• 不用品回収作業の申請手続き
• 搬出ルートの確認
• 養生が必要な箇所の確認
• 駐車スペースの確認

不用品回収作業の申請手続き

一番最初に確認しておきたいのが作業許可申請です。

セキュリティーがしっかりしている建物では住民以外の出入りが厳しく制限されているところが多いですので、申請をし忘れて、当日になって作業ができないといったトラブルを避ける為にしっかりと申請しておきましょう。

場合によって防災センター・コンシェルジュに申請する

高級タワーマンションでは1Fにコンシェルジュや管理人が常駐していますので、ゴミ出しの申請を取り次いでくれることもあれば、別の棟に防災センターがあり、事前に連絡を入れて必要な手続きを踏む場合もあります。

担当の人から受け取った申請書に作業の日程や時間、回収に来る業者の情報を記入します。

この段階ではまだ不用品回収業者に問い合わる前なことが多いので、申請書を受け取り業者に依頼した後に提出すると良いですね。

搬出ルートの確認

不用品を運び出すためのルートを確認しましょう。

申請書に詳細が書いてあることが多いのですが、エントランスから搬出できるのか、業者用の搬入・搬出口があるのかチェックしましょう。

業務用エレベーターが設置されていれば、部屋から業務用エレベーターのルートを把握しておくことができますし、必要な養生の長さがわかります。

養生が必要な箇所の確認

不用品を運び出す際に傷や跡がつかないように養生が必要になり、養生が必要な箇所や長さによって養生の料金が発生します。

玄関や廊下、エレベーターにエントランスなど確認しておきましょう。

駐車スペースの確認

不用品回収業者にとってもかなり重要なことが駐車位置です。

タワーマンションは外観を重視しているため、エントランス前や居住スペースに車を止められないことがほとんどです。

• 業者用の駐車スペースはあるのか
• 地下駐車場の高さ制限はどれくらいか
• 駐車スペースから不用品のある部屋までどれくらい離れているのか

この3つは確認しておきましょう。

高層マンションは地下に業者用の駐車スペースがあり、かなり複雑な構造になっていることがあり、作業申請時に記入した時間をオーバーしないようにで注意しておきたいことです。

タワーマンションから粗大ゴミを出すのが大変な理由

タワーマンションで粗大ゴミの処理が難しい理由は2つあります。

他の入居者への配慮が必要だから

多くの人が住むタワーマンションでは、粗大ゴミの運搬には他の居住者への配慮が必要ですので、事前に管理会社またはコンシェルジュにご確認の上、指示を仰いでください。

粗大ごみの搬出が可能な場合や、通路やエレベーターが利用可能な場合もありますが、明確なルールはありませんが、騒音を立てないよう周囲への配慮も必要です。

エレベーターや搬入経路を守る必要があるから

大型の家具や家電を運ぶ際、荷物の角がエレベーターや通路に当たり破損する可能性があります。

エレベーター内の鏡やガラスドアを破損すると、破片が飛び散り危険ですので、タワーマンションでは室内から指定粗大ゴミ置き場までを守る必要があります。

不用品回収を業者に頼もう

粗大ゴミの量が少ない場合にはマンションの管理室などにある台車を借りれば、比較的簡単に粗大ゴミを所定の場所に出すことができます。

しかしながら、大きな家具や家電を処分する場合やたくさんのものを一気に捨てる場合には、部屋からゴミ捨て場まで何度も往復する必要があり、大変な作業になるでしょう。

不用品回収を業者に頼むと、面倒で手間のかかる作業をすべてお願いできるので便利です。

また、不用品回収と同時に買取を行ってくれる業者だと、すべてを粗大ゴミにせずエコにもつながります。

とくに自分では運びにくいサイズが大きくて重かったりするものを処分するときは、業者に依頼することも検討してみましょう。

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タワーマンションで粗大ゴミを出すときタワーマンションは通常のゴミ出しは各階に持っていくだけで済みますが、粗大ゴミは下まで運ぶ必要があります。

使用するエレベーターのドアのサイズと不用品のサイズも事前に必ず確認。

そして最後に、駐車スペースの確認と台車の利用が可能かという点も押さえておけば作業もスムーズになります。

運ぶだけでも大変ですが、場合によってはエレベーターや搬出経路を保護しなければなりません。

周囲への配慮が必要なので、余計に手間がかかります。

もし、運びにくいものやたくさんのものを処分するなら、不用品回収を業者に頼んでください。

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